2014年10月8日水曜日

I shall be released #4

ということで
10年ぶりにみんなを訪ねてBay areaへやって来ました

STS9のメンバーはSan franciscoからSanta Cruzへ拠点を移し
Davidは仲間と考案したプライベートのシンセサイザーメイカーをスタートアップしていた




純粋なアメリカ人でありながら10代の頃を両親と共に日本で過ごしている彼は
STS9の『TEC部門』と『メロディメイカー』をリードしている

デジタルなサウンドをアナログ的にアプローチする彼らの音楽から
繊細さとおおらかさを兼ね備えた彼のパーソナリティそのものを僕は感じる




自宅のガレージでDavidは自身のパーツを組み込んだシンセサイザーを製作していた
楽器に使用されているフレームのスチール部分や木部のパーツ類は全てSanta cruzの
ローカルで手に入れる等したこだわりのHand craft in U.S.Aだ

Bay areaを最も象徴する『TEC系』カルチャーとは
パッと見かなり受動的なんだけど実はORGANICSとTOOLSを駆使した
『Synergy(相乗効果)』の可能性を表現している様に僕は思う




それは過去のアウトローから端を発し
現代にまでゆっくりと引き継がれて来たアナログ的作業の連続の上に成り立っていて

その神髄にアクセスする為の唯一の方法とは
嘘や企みといった類いのまやかしを排除した神聖な出会いと
特別な経験によってのみもたらされると僕は信じている




この現実は様々なテクノロジーに溢れた今でも決して変わる事は無い

この世が続く限り
あらゆる存在に共通する出来事であって欲しいと思う...




ってなイメージを
もたらしてくれたあらゆる出会いに感謝する旅でした

帰りまーす



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