2014年10月1日水曜日

I shall be released #3

San franciscoへと辿り着く前にブラジルの貧乏旅行を満喫していた僕らは
その勢いもあってダウンタウンのホステルで数日過ごした後に
Rie Kasaharaさんの紹介でペインターのJとSTS9のKeyboardistのDavidらが住む
シェアハウスでお世話になった




当時の彼らのコミュニティはArtを中心としたライフスタイルを共有しながら
それぞれの『繋がり』についてこだわりを持っていた様に思う

つまりそれは存在するお互いの関係性について改めて考え直す様な行為でもあった

中でも生活の中心となる『Foods』についての興味と意識はとても高くて
STS9自身も主催するライブではColoradoを拠点とする『Consious alliance』という
Art Organizationとのコラボレーションを通じてAlternativeなFood Driveを展開している

STS9のライブを観に行くためにSanta Cruzまで僕たちを車で運んでくれたValerieは
行く途中彼らへの差し入れを手に入れるためSan franciscoのMissionに在る
『Rainbow Organic Co-op Grocery』へと案内してくれた








以来Co-op好きになったのは彼女の影響からです

彼女はそれまでに僕が出会ったどんな人間よりもパワフルでオープンだった
初対面のHugはドキッとする程に力強かった

そんな彼女に僕は『なぜアメリカ人は煙草を吸わないか?』という質問をぶつけてみた

それは初めてアメリカに来た時から僕が感じていた疑問だった
それまでの僕に取ってタバコとはアメリカからやって来た物だと思っていたのに
当時のアメリカ人はほとんど誰もタバコを吸ってなかったし喫煙はむしろ悪だった

タバコを吸わない理由はひとそれぞれだと思うのだが
彼女が吸わない理由がふっと気になったのだった




Santa cruzに着いてライブの時間までに暇つぶしがてら
ひたすらにPUSHで海へと向かう途中偶然に見つけたCONSOLIのOFFICE








STS9のライブよりこっちの方が断然思い出になってしまいました








彼女の答えは僕の想像以上に明確だった

タバコ会社は消費者の健康を著しく害するニコチンの中毒性を利用して金を巻き上げ
更にはその利益を武器や兵器を開発する産業に投資している

『全ては繋がっている』のだと

つづく...

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